どうも緋色です。
最近話題になっているニュースの1つに「ビックモーターの不正請求問題」があります。自動車ディーラーの中古車部門で仕事をしている私にとっては、とても注目しているニュースです。この問題の影響が私の身の回りでも出てきているので、今回はその話をしたいと思います。
問題発覚後の変化
お客様の見る目が厳しくなった
私が勤めている会社の近くにもビックモーターは以前からありました(大体自動車販売会社は同じ場所に集中する傾向が有ります)。
お客様にとって様々な会社が集中して同じ場所に有るのは、比較がし易いという利点が有るかと思いますが、我々にとってはより競争が厳しく感じています。特に下取車の買取価格や販売価格がその中心です。勿論、会社ごとのサービスなどの競争もそこへ加わるのですが、ビックモーターの問題発覚後はディーラーの認定中古車(※1)といえど安心出来ないのか、僅かな傷や凹みをじっくりと評価票(※2)を見比べたり(中古車なので、傷凹みは有って当たり前ですが)、より詳しく店舗スタッフに質問されるお客様が多くなりました。
※1メーカーが認めた中古車。保証期間や範囲が広く設定されている。
※2キズや凹みが車両の展開図に記載されている用紙。
職場がピリピリムード
上記のことが有って、会社として少しでもお客様に不信感を持たれないように、実車と評価票に違いが無いか定期的に再チェックをするようになったり、商品化中の下取車の装備品や故障個所の再チェックを以前よりも徹底させるようにと指示が来ました。
最近では僅かなミスでも上司から注意されるようになったので、仕事がやりにくくなっています。
ただの草むしりなのに……
ちょっとおまけになりますが、こんなこともありました。
この間会社で定期的に行われる美化活動として周辺の草むしりが有ったのですが、後になって匿名の電話で、
――と、言いがかりともいえる電話が有ったそうです。そんなことないです。ただの美化活動です(-_-;)
競合他社の不祥事でもいい迷惑!
上記のようなことが有っても、お客様の中には
――なんておっしゃる方もいるそうです。全然そんなことないです。特に売上が上がったわけではないですし、仕事とクレームが増えただけです。
競合他社の不祥事ですが、私を含めて会社でも喜んでいる人はいないでしょう。寧ろ「なんてことしてくれたんだ!」と思っている人が殆どだと思います。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また!