~子持ち、低学歴、中小企業勤めでもFIREを目指すブログ~
FIRE学習本

FIREを目指す為のオススメ学習本【本気でFIREをめざす人のための資産形成入門】編

私は今までFIREを目指す為に、YouTubeやブログの他に、FIREやお金、投資に関する様々な本を読んできました。その中でも特に参考になった本を何回かに分けてご紹介していきたいと思います。

記念すべき第1回は、穂高唯希氏著の「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法」です。

はい。言わずと知れた、日本のFIREの先駆者である、三菱サラリーマンこと、穂高唯希さんの著書ですね。私を含めFIREを目指されている方には、穂高さんのブログが有名でしょう。元々FIREムーヴメントは欧米から発生したものなので、海外の書籍は存在していましたが、日本におけるFIREの書籍は穂高さんの著書が初めてだったと思います。そういう面で、海外の書籍よりも穂高さんの著書の方が日本人にとっては参考になるでしょう。

このような方にオススメの本です

  • FIREを目指している
  • お金に対する不安がある
  • 老後の資金形成をしたい

穂高唯希さんとは

慶応義塾大学在学中に北京大学へ留学経験を持ち、卒業後は、三菱グループに属する大企業に新卒で入社された、私の経歴から見ればえらく羨ましい経歴をお持ちの方です(笑)しかし、入社初日に「普通でいなければならない」という、皆と同じように型通りに振舞わなければならず、自分らしさを押し殺す必要があることに違和感を感じたそうです。

緋色
緋色
勤めていた会社を「豚舎」と呼ばれていますね(笑)

高校時代の自由な校風や、北京大学留学時に様々の国の人と交流した経験も有るからだそうですが、何より、お父様を幼い頃に、海外登山での遭難により亡くされた経験から、人生というかげなえのない有限の時間を、「社会通念にとらわれず、1度きりの人生、自分が思うままに自由に生きよう」という信条を持っていたのがセミリタイアを目指すきっかけだったそうです。そして実際にセミリタイアを目指し、30歳の時に見事達成された方です。

このように、著書の冒頭ではなぜFIREを目指そうと思われたのかも詳しく書かれています。実践的なノウハウの前に、穂高さんのFIREに対する情熱の様なものを感じました。私も読んでFIREを目指そうとしたきっかけのことを思い出し、さらにFIRE熱が高まりました。

緋色
緋色
ご本人もおっしゃっていますが、2020年頃から日本でもFIRE熱が高まってきたようで、テレビや雑誌の取材も受けるぐらいに有名になられましたね

穂高さんがFIREされるまで

中学生の頃から、女手一つで育ててくれたお母様を助けるためにお金に興味を持ち、為替の研究を始めたそうです。その後FXへの投資で失敗や成功を繰り返すうちに、精神面で消耗していることに気づき、試行錯誤の上、米国をメインとした、高配当株・連続増配株をひたすら積み上げていく投資方法が最適だとの考えに至ったそうです。それとともに、節約(ご本人は支出の最適化とおっしゃっていますね)をし、その分を株式の購入に充てること重要性も説かれています。

緋色
緋色
なんと、穂高さんは収入の8割を株式買い付けに回していたそうです!

そうして株式の配当金を再投資することによる複利効果と、支出の最適化による生活費の削減により、

生活費≦配当金

の状態になり、FIREを達成するに至ったそうです。

穂高さんの投資先

著書でお勧めされているは、米国高配当ETF(VYM,HDV,SPYD)や連続増配当株(たくさんあるので割愛しますが、配当王配当貴族と呼ばれる銘柄ですね)を毎月購入されていたそうです。下記の穂高さんのTwitterは有名ですね。

明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。

引用元:穂高唯希さんのTwitter

穂高さんのブログを拝見すると、他にも様々な米国ETFや日本やベトナム株などもたくさん保有されているようですが、私の考えとしては、今の所、上記の米国高配当ETFに米国連続増配当ETFのVIGをプラスするだけでも良いかなと考えています。たくさん銘柄を買うと管理も大変になりそうですし。

著書への批判について

著書を読んでとても参考になることが多かったですが、ネット上のレビューを見ると結構批判もあるようです。大方の意見がこうです。

再現性が高い方法とうたっているが、そもそも著者のような高収入ではない人が殆どなので、参考にならない

私の場合はブログを読んだ時ですが、確かにそうだとは思いました。私も「これはFIREは無理かな……」と絶望したことはあるので。

しかし、その後にお金の勉強を重ねていくうちに、「お金持ちや成功した人を妬んだり、批判を言っても1円の利益にもならない。大切なのは、お金持ちや成功している人から学ぶこと」という考えに至ったので、上記のような批判は気にならなくなりました。そもそも、穂高さん著書はご自分の一例を示したのに過ぎません。大事なのは、穂高さんの著書を読んで、どう自分に活かしていくかではないかと思ったので、これからFIREを目指される方にはぜひ読んで頂きたい本です。

最後に、このブログのサブタイトルに込めた想いついて

ここまで、FIREをする為のオススメ学習本第1回をお送りしていきました。いかがだったでしょうか?

実はこのブログのサブタイトルって、穂高さんのブログや著書への一種のアンチテーゼを込めています。穂高さんがご結婚されていて、お子さんいらっしゃるのかは分かりませんが、高学歴、大企業勤め(だった)なのは間違いないでしょう。それに対し、私は妻子持ちなので、生活費や教育費は掛かるでしょうし、何より低学歴、中小企業勤めです。そんな私でも、FIREを達成出来るんだってことを証明したいですし、それまでの過程をブログに書くことによって、FIREを目指される方への参考になったり、勇気を与えられるようなブログにしたいと思っています。

これからも、「FIREがしたい!~子持ち、低学歴、中小企業勤めでもFIREを目指すブログ~」をよろしくお願いします!

今回は以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

では、また!

 

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