どうも緋色です。
今回はタイトルの通り、「証券口座を移管する方法」について私の経験を基に解説したいと思います。
この記事は以下の方を特に対象としています。
- 特定口座の米国株式(ETF)をSBI証券から楽天証券に移管したい方
一般口座や日本株を移管したい方にも参考になるかと思います。ただし、特定口座間や一般口座間の移管は出来ても、特定口座から他社の一般口座、又は一般口座から他社の特定口座には移管出来ないので注意が必要です。
なお、NISA口座については別記事にて私の経験談を載せておりますので、よろしければ読んでみて下さい。
そもそも、なぜ株式を移管したかったのか?
FIREを目指すうえで「米国株式」を購入されている方は多いと思います。特に、SBI証券の「米国株式・ETF定期買付サービス」は、とても便利で有名です。私も最初は便利なこのサービスを利用し、少しばかり買い付けていました。
しかし、やはり楽天経済圏の住人であり、楽天証券をメインとして利用している為、少しばかり管理が面倒でした。楽天証券に無い、SBI証券の定期買付サービスは魅力的ですが、個人的には管理のし易さを優先したかったのです。
あと、マネーフォワード上でも別表示になってしまうのが、ちょっと見づらかったというのもあります。
そこで、SBI証券に有るETFを楽天証券に移管することにしたのです。
SBI証券から楽天証券への移管する手順
手続きの流れ
まずは、SBI証券のトップ画面からログインし、「サービス案内」クリック。
出典元:SBI証券
次に、画面が切り替わった先にある、「移管(入庫・出庫)」をクリック。
出典元:SBI証券
「移管出庫」内の「外国株式」をクリック。
出典元:SBI証券
後は図の通りの手順で進めていけばOKです。
出典元:SBI証券
「お手続きの流れ」を読まれると分かると思いますが、「外国証券移管依頼書」の請求方法は二通り有ります。
①カスタマ―サービスセンターへ請求する方法
カスタマ―サービスセンターへ電話で請求します。ガイダンス番号は2番です。(私はこちらの方法を取りました)
出典元:SBI証券
オペレーターの方に繋がったら、「特定口座の米国株を、他社の特定口座へ移管したい」と伝えます。この時、住所や生年月日の他に証券口座番号を訊かれますので、事前に把握しておいて下さい。
2,3日でSBI証券から「外国証券移管依頼書」が郵送されてきますので、必要事項を記入した後、郵送します。
②自分で「外国証券移管依頼書」をダウンロードする方法
「外国証券移管依頼書」を「お手続きの流れ」内に赤枠で囲った所からダウンロードし、必要事項を記入した後、郵送します。
①、②の方法共に、下記の書類に必要事項を記入します。
①の場合は、ダウンロードした場合と一緒の書類が郵送されてきますが、SBI証券の方で最初から住所や名前などが印刷されてきます。
出典元:SBI証券
「移管先(受方)口座明細」、「移管元(渡方)口座明細」共に、各証券会社のHPのお客様情報か、口座開設時に郵送されてきた書類を見ながら記入して下さい。
因みに楽天証券の所在地(本店)は、「東京都港区南青山2-6-21」です。
「外国証券の明細」欄の「銘柄名」や「現地コード(ティッカー)」も自分の口座(この場合SBI証券)を見ながら、正確に記入するのが良いでしょう。後は「お手続きの流れ」の通りです。
最後に
①の方法で「外国証券移管依頼書」を請求した私ですが、対応して下さったオペレーターの方から、以下のことを言われました。
- 移管手続きには、「外国証券移管依頼書」が当社(SBI証券)に返送されてきてから、7営業日ほど掛かる。ただし、海外の休日を挟んだ場合は追加日数が掛かる→私の場合、約2週間ほどかかりました
- 移管先の証券会社で、手数料を取られる場合がある→楽天証券は無料
- 「移管手続きか完了した」と云った連絡は特にしないので、当社(SBI証券)の口座から株式が無くなっていれば、手続きは完了している。その場合、移管先(楽天証券)の口座も確認して欲しい→確かに、突然SBI証券の口座から消えていたので、すぐに楽天証券の口座を確認したところ、SBI証券から消えていた分が楽天証券で増えていました
ちなみに、マネーフォワードにもしっかり反映されていました。
移管申請前
移管申請後(約2週間後)
今回は以上です。ご参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
それでは、また!