どうも、緋色です!
先日、ついに長きにわたり目標としてきた「簿記2級」に合格することが出来ました!今回は合格するまでの過程をお伝えしたいと思います。
なお、前回の記事をまだお読みになっていない方は、今回のと併せてお読み頂ければ幸いです。

苦難の末に、ついにラスボスを撃破!
アイキャッチをご覧の通り、このコーナーのラスボスと定めていた「簿記2級」に合格することが出来ました!
これでFP3級・簿記3級取得後、更なる高みを目指して取得したFP2級と共に、お金に関する知識を一段と深めることが出来ました。何より簿記の勉強が楽しかったです。
実際にリベ大でも2級・1級へのステップアップのメリットを解説していますね。
と言っても、今回はラスボスなだけあって今までに挑戦した資格とは違い、合格するまでには長く険しい道でした。正直挫折掛けたことも有りましたが、それも含めて合格までの道のりをお伝えしたいと思います。
連結会計ェ……
3級と比べて難易度が上がった上に、工業簿記も追加。やっと試験範囲の勉強を終える頃に2級最大の難関「連結会計」をブチ込まれます(笑)元は1級の範囲だったそうですから、近年の2級難化の要因になっているようです(得意な方が羨ましい……)。
クレアールの講義でも当然基本から入っていきますが、連結年度が進んでいくたびに複雑になる仕訳、特にアップストリーム時には頭がパニックになりました( ゚Д゚)毎年度ごとに開始仕訳を書いて……となると時間が掛かるので、タイムテーブルを使っての解き方も教わりますが中々理解出来ず……。クレアールに質問したり、講義を繰り返し視聴したり、ネットで調べまくったりと連結会計ににはとても苦労しました。
統一試験(ペーパー試験)に不合格……
2級を目指した当初から統一試験を目標に出題範囲の勉強と対策をして、来たる第164回統一試験を迎えました。
――が、結果は不合格(;´Д`)

特に、第2問にあれだけ苦労した連結会計が出題されず、代わりに見たことが無い税効果会計の問題が出題され、見事撃沈(;´Д`)
言い訳がましいですが、まだまだ勉強不足だったということですね。
ネット試験でリベンジに成功!
統一試験直後から合格の望みは薄いと感じていたので、気持ちを切り替えネット試験へ向けての対策をすることにしました。クレアールでネット試験対策講座が有るので、早速申し込んで問題を繰り返し解きました。

引用元:クレアール
また、パソコンで受験する性質上問題文に書き込むことが出来ません。なので、パソコンが無い環境で勉強する時には問題文に書き込まず、別の用紙を利用しました(本番でもA4の白紙が2枚用意されています)。
そして統一試験から約1か月後、ネット試験に挑み見事合格しました!

ギリギリでしたけど(笑)
と、まぁ何とか勉強開始から約10ヶ月で合格に漕ぎ着けることが出来たのです。
合格までの道のり
合格まで要した時間
合格まで要した時間は以下の通りです。
【勉強期間】
2022年10月初旬~2023年7月8日(試験当日)までの約10ヶ月
【勉強時間】
約200時間(1日換算で30~40分程度。内訳は後述)
【勉強時間帯】
いずれかの時間に勉強しました。
- 早起してやる(1時間くらい)
- 通勤中(30分くらい)※講義のDVDを再生しながら運転してました。
- 会社の昼休み(30分くらい)
- 就寝前(30分くらい)
- 休日(1時間くらい)
3人目の子供が生まれたこともあって、勉強時間は3級の頃より減ってしまいました(主に青字の所)。勉強期間は3級の倍以上です。
合格する為にやったこと
合格するまでの過程をまとめてみました。
【2022年9月初旬~2023年4月末】
3級と同じくクレアールの講義を受講しました。少しでも時間を節約する為に、自家用車による長距離の通勤時間を利用して、車内でDVDを再生していました。単元ごとの問題は会社の昼休みや帰宅後にやったりしていました。ただ、運転しながらのDVD再生だったので、複雑な論点は改めて自宅で見直したりといった工夫はしていました。
【所要時間】
- 商業簿記、工業簿記共に1単元約30分
- 商業簿記61単元、工業簿記52単元、合計113単元
1単元約30分×113単元=約58時間
これに問題集をやった時間を含めると、約140時間です。
【2022年5月14日~2023年6月11日(統一試験当日)】
クレアールの講座で順次配信された「直前答練」と「公開模試」に挑戦しました。3級の時もそうでしたが、難易度は高めだと個人的には思いました。ただ、これが出来るようになれば本番でも大丈夫だろうと思っていましたので、解説動画を見たり、何回も繰り返し問題を解いたりしました。
【所要時間】
- 直前答練と公開模試合計4回分の繰り返しで約36時間(全部の問題を何周もするのではなく、苦手な問題のみを何回も繰り返したりもしていました。)
ここに解答開設動画を見ていた時間を加えると、合計で約40時間
【2023年6月12日~2023年7月8日】
【所要時間】
- 予想問題が4回分(時間制限ありとなし2パターンをカウントすると8回分)の繰り返しで約20時間(全部の問題を何周もするのではなく、苦手な問題のみを何回も繰り返したりもしていました。)
一般的に合格するのに約200時間以上必要とのことですが、私の場合、全体で約200時間でしたのでほぼ一緒でした。
簿記2級を勉強してみての感想
簿記2級を勉強して良かったことは3級の時に述べたこととほぼ一緒ですが、2級では更に工業簿記が加わったので、普段仕事でやっているコストや利益率について考える良い機会となりました。ただ、会社ではまだ残業代を貰っている立場なので、そういった所はコストという意識が希薄ですが(笑)
また、3級の時よりも売上高から当期純利益までに掛かる費用が収益についてより深く勉強するので、経済ニュースについてより理解出来たり、投資でも役立つと感じました。
しかし、私が最も関心を持ったのは「経理」の仕事ついてでした。今までは勤めている会社を含めてあまり関心がありませんでしたが、簿記を学びその面白さが分かるにつれて、次第に経理の仕事についても興味を持つようになりました。今はちょっと経理の仕事への転職も悪くないかも考えています(年齢的に厳しいかもですが)。
ズバリ、1級には挑戦する?
正直微妙なところです。今回も合格したとはいえギリギリだったので(笑)ただ、FP1級と違って受験資格は無いので、将来は挑戦するかもしれません。2年近く勉強してきて簿記の面白さを知ることが出来ましたし、興味はあります。しかし、1級に挑戦するしないに関わらず、しばらくは2級の勉強を続けてなるべく完璧に出来るようにしたいと考えています。
もし1級に挑戦することにした時にはまた記事を書きたいと思いますので、その時は同じく合格を目指してらっしゃる方のご参考になれば幸いです。
今回は、以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
では、また!