どうも緋色です。
FIREを目指している、いないに関わらず備えておきたい「生活防衛資金」。コロナ渦(2021年7月現在)でその重要性に気づいた方も大勢いらっしゃることでしょう。
しかし、お恥ずかしながら、私はその「生活防衛資金」をどの金融機関に預けるのが良いのかを今まで考えたことがありませんでした。
そこで、もしもの時や平時の時にもお得な金融機関が無いのかを考えてみました。
- 生活防衛資金の預け先について迷ってらっしゃる方
- FIREを目指している方
そもそも「生活防衛資金」て何?
まずは、「生活防衛資金」について簡単に説明します。
読んで字の如く、「生活を防衛する為の資金」です。会社を解雇されてしまったり、病気やケガで働けなくなってしまったなどのもしもの時の為に、暫く生活していくのに必要なお金です。
いくら必要なの?
ここでは様々な書籍やサイトを参考に、いくつかのパターンを考えてみましたのでご紹介します。
・独身の場合(若年層)
生活費の3~6ヶ月分を用意します。比較的転職や再就職が可能な年齢であるというのが主な理由ですが、これ以上は貯蓄するよりも投資にまわした方が、将来に渡っての長期運用に有利な年代である為です(特にインデックス投資をする場合)。
・子供のいない夫婦の場合(正社員で共働き)
生活費の3~6ヶ月分を用意します。若年層の場合は独身の場合と同じぐらいで良いでしょうが、中年層からは1年分は用意した方が良いでしょう。また、夫婦どちらかが専業主婦(夫)の場合も若年層であっても1年分は有ると安心です。
・子供のいる夫婦の場合(正社員で共働き、子供は幼い)
生活費の1~2年分を用意します。子供がいると、どうしても生活費が掛かるのでこのぐらいは必要です。子供が幼いとか、妻が専業主婦などの条件が重なると生活防衛資金も多い方が安心なので、このぐらいの幅があります。
※ここで紹介したのはあくまでも一例です。人によってはもっと必要な場合も有るかもしれませんので、毎月の生活費や現在の状況を基にご自分で判断して下さい。
我が家に当てはめて考えてみた
まずは現状を確認します。(2021年7月20日現在)
資産総額約2,050万円のうち、現金が1,500万以上有ります。
我が家は4人家族(緋色、妻、長女、長男)です。なので、先に紹介したパターンに照らし合わせると、生活費は1~2年分は必要になります。
また、年間の生活費は毎月の資産状況を公開するときに平均値を算出しています。現在は、約450万円です。子供がまだ幼い(3歳と1歳)ので、2年分の900万円を現金で持つことを考えたのですが、現在ではもう少し余裕を持って、切り良く1,000万円を生活防衛資金にしようと考えています。
この1,000万円をどこに預けるか?
長くなりましたが、やっと本題です(;´∀`)
では「この1,000万円をどこに預けるか?」ですが、生活防衛資金という性質上、緊急時以外は基本的に手を付けずに置いておく資金なワケです。
つまり、緊急時には素早く卸すことが可能で、平時には金利が高い状態で置いておける銀行が良いということになります。
「こんな銀行有るのか?」と疑問に思いつつも色々調べてみると、「あおぞら銀行BANK」というのを見つけました。
そんな「あおぞら銀行BANK」の特徴を以下にまとめます。
あおぞら銀行BANKとは?
- 全国主要都市にある有人店舗の「あおぞら銀行」とは別のネット銀行です
- 普通預金の金利が年0.2%(税引き後0.159%)変動金利(※1)
- 有人店舗のATMやコンビニのATM(※2)の他に、ゆうちょ銀行のATMを回数制限無しの入出金手数料0円で利用できる
- コンビニATMでは出金手数料が掛かる(※2)
※この他にも様々な特徴がありましたが、今回は「生活防衛資金の預け先」として評価している為、割愛します。
普段使いの楽天銀行比較すると、ゆうちょ銀行で無料で引き出せるのはありがたいですが、(※2)のように、コンビニのATMで手数料が掛かってしまうのが地味に使いづらいですね(;´・ω・)
また、金利は確かに楽天銀行の0.1%(楽天証券とのマネーブリッジ利用時)と比べると魅力的ですが、変動金利(※1)なので、今後下がることも考えられます。
しかし、「生活防衛資金の預け先」として考えれば、あまり引き出す機会も無いので、コンビニATMでの手数料はあまり気にしなくても良いですし、長期間預けておく資金なので、変動であっても0.2%という金利で大金を預けておくにはなかなか良さそうです。
ただ、災害時に停電などでATMが使えなくなってしまうと、せっかくの生活防衛資金が機能しなくなるので、数万円は現金で災害バックに入れておくなどの基本的な対策はしておかなければならないですね。
まとめ
- 生活防衛資金の預け先として、金利が0.2%と高い「あおぞら銀行BANK」はお得
- ゆうちょ銀行のATMで無料で引き出せる。コンビニのATMでは手数料が掛かってしまうが、「生活防衛資金の預け先」としてはあまりデメリットにはならなそう
以上の点から、生活防衛資金の預け先として「あおぞら銀行BANK」を第一候補にしようと思います。
今回は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは、また!